【THE FIRST TAKEが聞きたくなるイヤモニ】Linsoul Kiwi Ears Orchestra II レビュー|BAドライバー10基搭載!オーディオ初心者がハイエンドイヤホン(IEM)を使ってみた話

当ブログではみなさんに飽きずに見てもらいたいという気持ちで1記事1記事 真心こめて作成しております。
何か1つでも参考になるよう、そして記憶に残るよう、感情多めでお送りする都合上、途中テンションがやけに高くなったり、失礼な物言いがあるかもしれませんが、すべては演出の一つですのでご容赦いただき、楽しんでご覧いただけると幸いです。

製品提供は LINSOUL様 ですが私のPR任務は【Xの投稿】の方で完了しましたのでこれは誰かの役に立てばいいなぁとか、特にオーディオ初心者のタメになるように、そしてオーディオに関する知識を整理するために書いてますどうぞ。

目次

先に1つ断らせてください

冒頭のアナウンスにも書いた通り『Linsoul Kiwi Ears Orchestra II』を提供いただいていて、それでPR自体はXの投稿ですでに完了していて。

イーロンマスクもビックリするくらいの長文 of 長文をぶち込んだんですよ。Xに。

だからこの記事は別にPRでもなんでもなくって、Xだとさすがにこれ以上はボリュームがでかすぎて書ききれなかったこともあったりするし、レビューするにあたってせっかくいろいろと調べたんだからそこらへんもちょっと書いてみたいなと思って書いているみたいな、そんな記事。

Xで投稿した内容 もバリバリ引用するから、すでにそっちを見た人は同じ文章も出てくるとは思う。

だけどこの記事では、けっこう『心の声』をたくさん盛り込んでいたりする。

なんかこう人が内心どう思ってんのか、みたいなことって面白かったりするじゃないですか。

たぶんそんな感じでこれも面白いと思うので、すでにXの投稿を見た方も、初めての方も

『1つのエンタメ記事 』として見ていっていただければと思います。

 

※最終的にエグい文量(22,000文字オーバー)になっちゃったけどきっと役に立つ内容が散りばめられているからゆっくりしていってくださいね!

 

私はオーディオ初心者でした

いきなりなんですけど、

オーディオ関連のレビューって、使われている言葉だとか表現、めっちゃ難しくないですか?

意味わかんない表現、多くないですか?

「解像度が高い」だとか「反応が速い」だとか、

え、何、4Kモニターかラピトリキーボードのレビューでも見てるんかな って。(言い過ぎ)

そんでもって低域とか中域、高域だとか、各音域をめっちゃ聞き分けられていたりするじゃないですか?

ちょっと待ってよ.. みんな絶対音感の持ち主なん?みたいな。

 

でもそれって今までいろんなイヤホンで曲を聞いてきて、なんかこう、自分の中での基準値みたいな、そんなものを持っているからこそ、そうやっていろいろと聞き分けられたり表現の幅も広がったりしてると思うんですよ。

だけど、当の私はこの手の類(IEM)のイヤホンは初めてだし、正直これまで音楽って、ノリがいい曲だなとか心に染みる歌声だなとか、なんかこう全体的にふわっとでしか聞いていないから、各音域における音の基準だとか表現だとか、そんなものとは無縁だったわけ。(いやむしろそれが普通だよね?ね?)

言うなればほぼ オーディオ初心者 だってこと。

そんなやつがどうレビューするのか? 

 

いろいろ考えました。

それこそオーディオ界隈でよく使われるような言葉や表現を使ってそれなりのレビューを書こうと思えば書くこともできると思うんです。

ただそれはちょっと違うなって。

レビューの スタイル 1つ取ってみても、他の製品と比較したレビューをする人もいれば、自分の好き嫌いを軸にレビューする人もいる。過去の経験を織り交ぜてレビューする人だっている。

レビューの 表現 だって同じ話で、レベルの高い高尚な表現を豊富に使う人もいれば、読み手のレベルに合わせて噛み砕いて伝える人もいるし、そもそもそんなことは深く考えずに自分の思ったことをありのままに伝える人もいる。

いろんなレビューがある中で、別にどのスタイル・どの表現が正解っていう話はなくて、それ以前にもっと大事なことってあるんですよね。

私が思うレビューにおける大事なことって、これだと思うんですよ。

 

読み手に、価値のある内容だと思ってもらえるかどうか

(「参考になった」「役に立った」と思ってもらえる内容かどうか)

 

だからこそ無理にレベルの高い表現だとか、自分の中で理解しきれていない表現を使う必要はまったくない。

だって自分が理解できていない言葉なのにそれをどうやって第三者に理解してもらえるの?ってなわけで。

理解してもらえない言葉に価値は生まれないよね、ってなわけで。

そうするとやっぱり自分の言葉で伝えるっていうことは大事だし、そういう意味ではレビューする人の数だけいろんなスタイル・表現のレビューがあってしかるべきだし、ある人にとっては参考にならなかったとしても、別のある人にとって何か一つでも参考になる内容であれば、それは価値のあるレビューだと言えると思っている。

 

じゃあ今回の『Linsoul Kiwi Ears Orchestra II』のレビューとして、私が読み手に与えられる価値ってなんだろうか

 

オーディオ初心者であること。

 

初心者だからこそ、初めて使うからこそ、伝えられることもたくさんあると思って。

本当は別に、

「私、オーディオ初心者です!!(`・ω・´)キリッ」なんてわざわざ言わなくてもいいことなんですよ。

言ってもメリットなんてない、むしろデメリットしかないから。

「この人オーディオ初心者なのね、じゃあいいか」みたいな、そんな風に読み手に思われたり、同じく企業からも製品提供が今後来ない可能性もあるから。

だけど同じく初心者の方にとっては、まだIEMを使ったことがない人にとっては、

私の体験だったり、手にした時・使ってみた時の感情みたいなものって参考になるんじゃないかなって。

ちなみに私はそういったレビューの方が好き。

淡々とこうこうこうである、みたいなレビューよりも、これを使ったことでその人がどういう体験をしたのか、その時にどういった感情になったのかを語るレビューの方が。

その人の人柄が垣間見えるレビューの方が。

だから私も 体験感情 をなるべく多く盛り込むことを心掛けていたりする。

それはこの記事だけじゃなくて他の記事も同じ。

これは記事トップの注意書きに書いてある内容からもわかる通り、私のブログのコンセプトでもあるんですけどね。

 

まあ結局何が言いたいかっていうと、

今回の『Linsoul Kiwi Ears Orchestra II』のレビューに関しては、

初心者の私にしか書けないこと、私にしか伝えられないこともあると思ったから、改めてちゃんと言いますね。

 

 

「私、オーディオ初心者です!!(`・ω・´)キリッ」

 

だからオーディオに精通している方には参考にならない記事である可能性はあるんだけど、一方で私と同じくオーディオ初心者、

  • 「以前から高級イヤホンに興味があって..」
  • 「だけどイヤホンのレビューって表現のレベルが高くてあんまり理解できないのよね..」

みたいな方には、私が初見で使ってみた 体験感情 をお伝えすることできっと何か一つでもお役に立てる記事になっていると思うので、今後買うときの参考に読んでみてくださいね。

 

オーディオのプロたちが書いたレビュー記事ならいっぱいあるんだけど、「IEMさん初見です対戦よろしくお願いします」みたいな記事はそうそうないから需要ありますよね!!

 

え、ない?

 

そんなまさか~ (´・ω・`)

 

 

クソ長 自分語り ~ Fin ~

 

パッケージ内容・デザイン(Kiwi Ears Orchestra II)

そちゃぶろ

Linsoul Kiwi Ears Orchestra II を紹介します!

 

パッケージ内容

パッケージはこんな感じ。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のパッケージ
パケ写

 

開封すると最初に Orchestra II 本体が目に入ってくる。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のパッケージを開封
パッケージ開封

こういうイヤホンは初めてだから「おぉ~」ってちょっとテンションあがりました。

 

中身を取り出してみるとこんな感じ。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のパッケージ内容一覧
パッケージ内容
パッケージ内容一覧
  • Kiwi Ears Orchestra II 本体
  • イヤーチップ(S/M/L)×12ペア
  • 3.5mmプラグ & 4.4mmプラグ
  • 単結晶銅銀メッキケーブル
  • キャリングケース
  • ユーザーマニュアル
  • 保証書

 

キャリングケースの色味がちょっと難しくって、上の写真だとちょっと青みが強いと思うんですけど、実際にはちょっと紫みも入っているような色味。

たぶん下の写真が肉眼で見た時と近い色味かなあ、いやもうちょっと青みよりかも。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のキャリングケース
キャリングケースの色味

 

キャリングケースの中にはケーブルと3.5mm & 4.4mmプラグが入ってます。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のキャリングケースの中身
キャリングケースを開けるとこんな感じ

 

イヤーピースが多くてびっくりしちゃった。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のイヤーピース
4種類もある!!

実は後で気づくんですけど、イヤーピースを変えると聞こえ方が変わってくるんですよね。

これは知らなかった事実。(初心者ポイント その①)

4種類のイヤーピースがそれぞれS/M/Lの3サイズ揃っている感じ。

 

デザイン

これが本体のデザイン。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のフェイスプレート
フェイスプレートの表情

いやぁー、

カッコイイ

かっこいいいですね。

高級感あります。

 

写真だとなかなか伝わらないんですけど、フェイスプレート(写真で見えている部分)は光の当たり方によってキラキラしたり見える色合いが変わってくる感じ。

まあでもこの写真が肉眼で見える色合いに近いと思う。

暖色(黄・橙・ピンクのきらきら)系に寒色(青緑のきらきら)系が混ざったようなそんな色味。

Amazonの写真だとけっこう寒色が強く見えると思うんですけど、どちらかというと暖色よりかなーという印象。

この色味も表現が難しいですね。

 

フェイスプレートを除いた筐体全体のことを シェル っていうんですけど、この Orchestra II はアクリル素材でできていて中が丸見え。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のシェル
美しさとメカメカしさの融合..!!

Orchestra II のシェル内部には音の大きさや響きを減らす特性を持ったレジン(音響減衰レジン)が充填されていて、それが騒音を低減して、物理的に外部の音を遮断する効果があるらしい。

公式サイトに掲載されているこの記事で言ってた。ちょっと拝借しました。

SoundGuys
The Kiwi Ears Orchestra II are high-end IEMs for professionals With 10 balanced armature drivers, the Kiwi Ears Orchestra II are powerful in-ear monitors for professionals and enthusiasts.

 

ケーブルがシルバーみのある白色でね、とってもきれい。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 の白いケーブル
ケーブルキレイ、好き

白デスクに合うから私はうれしいですよ。

 

こうやってね、ケースに入れて持ち運びもできちゃいます。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 をキャリングケースに収納
外でもお気に入りのIEMで音楽を聞けちゃう!!

専用ケースがあるのは助かる。

 

困った話 (´・ω・`)

あのですね、IEMって使う前にケーブルをシェルに取り付けないといけなくって、そのときにちょっと困ったことがあって。

 

付け方がわからん!!(初心者ポイント その②)

 

ケーブルの先端が赤とクリアの2つがあって、どっちを右に、どっちを左に取り付ければいいのかわかんなくって。

取説見てもよくわかんなかったんです。(見落とした?)

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のケーブルの接続方法
いきなり洗礼受けちゃった

これ絶対初心者あるある!!

 

結局いろいろ調べた結果、赤を右に取り付ければいいということが判明した。

なんかね、どなたかが

赤(Red) は 右(Right) に付ける(RはRに付ける)、って覚えると二度と忘れないよ

みたいな書き込みをしていて、これは確かに二度と忘れない記憶として定着しましたありがとう。

 

この話、価値ありますよ!! (`・ω・´)キリッ

 

あと、ケーブルは2pinになっていてこれも取り付ける方向を注意する必要がある。

ケーブルの先端に●ポチが付いていて、これをイヤーピース側になるように接続すればOK。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra 2 のケーブル接続方法2
●ポチ、見えますよね?

これはまあケーブルのクセがあるから、もし間違えていたとしても耳に付けるときにケーブルのクセで気づくことだからまあいいでしょう。

とりあえず

赤(Red) は 右(Right) に付ける(RはRに付ける)

これだけ覚えておいてくださいね!!

 

詳細(Kiwi Ears Orchestra II)

製品ページ

公式サイトはこちら

AmazonだとSilverしか見つけられなかったんですけど、公式サイトだとBlueもありますね。

(2026/01/29 追記)Amazonでも新色『ブルー』が販売されましたね!

 

各ECサイトはこちら

 

製品スペック

スペックは公式サイトに載っています!

Linsoul Kiwi Ears Orchestra IIの製品スペック(英語版)
公式サイト】から抜粋

 

日本語に直しました。

スペック詳細
  • ドライバー構成:
     片側あたり10基のBAドライバー(4wayクロスオーバー)
     - 低域用サブウーファー専用BA ×2
     - 低中域BA ×4
     - 中高域BA ×2
     - 超高域用ツイーターBA ×2
  • 感度:110dB SPL/mW
  • 周波数特性:20Hz – 20kHz
  • インピーダンス:15Ω
  • ケーブルコネクタ:0.78mm 2pin
  • ケーブル長:122cm ± 2cm
  • ケーブル素材:高純度単結晶銅 銀メッキ線 (SP-OCC)
  • プラグ:3.5mmプラグ + 4.4mmバランスプラグ(交換式プラグ)
  • パッケージ内容一覧(前のチャプターを参照)
  • 値段:56,006円

 

ドライバー構成については以下の記事から拝借。

SoundGuys
The Kiwi Ears Orchestra II are high-end IEMs for professionals With 10 balanced armature drivers, the Kiwi Ears Orchestra II are powerful in-ear monitors for professionals and enthusiasts.

 

言葉の意味を整理

あのちょっと聞きたいんですけど、

冒頭からこの Orchestra II のことをちょいちょい「IEM」って呼んでいて。

みなさん 『IEM』 ってご存じです?

これも正直にいうと私はちゃんと知らなかったんですよ。恥ずかしい。(初心者ポイント その③)

 

「インイヤーモニター」(In-Ear Monitor)の略で、通称「イヤモニ」

Orchestra II のようなイヤホンは、正確な呼び方としてはイヤホンではなくってイヤモニ。

(ただイヤホンでも通じるから呼び方に神経質になる必要はないですけどね!!)

 

じゃあイヤホンとイヤモニって何が違うの?って。

eイヤホンさんの記事を引用する方が確実だし安心だと思うんで引用するんですけど、

イヤモニと普通のイヤホンの違いは?

形状や音質に違いがあります。イヤモニの形状は、演奏中にずれることが無いようにフィット感が重視されています。一般的なイヤホンとは違い、シュア掛けや耳かけ式と呼ばれる、ケーブルを耳の後ろから通すような形状が多いです。

また、イヤモニの音が外の音に負けてしまわないよう、遮音性が非常に高く、小さい音量でもしっかりと聴こえるようになっています。

音質は、アーティストに余すことなく音を届ける必要がある為、一般的なイヤホンよりも解像度が高かったり、情報量が多いです。また、低音が強すぎたりすると正しく音を確認できないため、脚色の少ない音であることが多いですが、使う人によって好みが分かれるので、様々な音のモデルが存在します。

e☆イヤホン
【イヤモニとは?】 選び方や使い方!おすすめの製品をイヤホン・ヘッドホン専門店がご紹介 【2026年1月最... イヤモニとは? イヤモニとは「インイヤーモニター」の略で、主に楽器奏者やボーカリストなどのアーティストの方が、ライブ中、録音中、楽曲制作中などに自分の演奏や、チ...

だそうです。

 

一言で言うと

プロフッショナル向けのイヤホン

一般ユーザーに対しては

より音にこだわって音楽を楽しみたい人向けのイヤホン、

そう私は理解しました。

まあ基本的には 耳掛けイヤホンをイヤモニと呼ぶ的な、形状で判断してよさそうですね。

 

次にこの Orchestra II の最大の特徴ともいえる

『10基のBAドライバー』

 

BAドライバー..? 何?

これもみなさんはご存じですか?

当然私は知らなかった(初心者ポイント その④)

BA(バランスドアーマチュアー)ドライバー、「小型のスピーカーユニット(音を出す部品)」です。

これ見てほしいんですけど、シェルの中に何やら金属的なものがいっぱい詰まっているじゃないですか。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra IIのBAドライバー
シェル内部も美しい..

この小さな金属板をアーマチュアと呼ぶらしくって、この金属板(アーマチュア)を磁石の間で振動させて、振動版に伝えて音を出すっていうような仕組みらしい。

で、その金属板(アーマチュア)が Orchestra II には10基あるんですね。

先の写真だとちょっとわかりづらいかもですが、ちゃんと10基あるんですよ。

ちっちゃいのが8基、ちょっと大きめのものが2基の合計10基ものBAドライバーが。

低域(2基)・中域(4基)・高域(2基)・超高域(2基)の役割の違う4種類のBAドライバーで構成されている。

 

ドライバーの数は「音の役割分担の数」で、10基のBAドライバーを搭載したこの Orchestra II は、まるで10人の専門奏者が耳の中で合奏しているような、そんな構成だと例えることができちゃう。

それはすごい構成だ!!

 

まさに名前通り『オーケストラ』って感じですよね。

 

で、なんかね、

『4wayクロスオーバー』っていう技術も使っているらしいんですよ。

 

なんやねんそれ.. (初心者ポイント その⑤)

あの、ついさっき低域・中域・高域・超高域 の4種類の音域を担当するBAドライバーがあるっていう話をしたじゃないですか?

で、10基もある各BAドライバーを、ちゃんとその音域の担当にたらしめているのがこの 4Wayクロスオーバー なんですね。

どういうことかっていうと、例えばPCで曲を流すと、PCからケーブルを通してイヤモニに「全音域が混ざった電気信号」が入ってくるわけなんですけど、この信号を周波数ごとに仕分けて、各BAドライバーに「あんたは低音担当だからこの低音信号鳴らしてね!」「あんたは高音担当なんだからこの高音信号鳴らしなさいよ」みたいに電気信号の交通整理をする、そんな役割を担ってるってこと。

そのおかげで、10基ものBAドライバーが搭載されていながらも、それぞれのBAドライバーが自分の得意分野(担当音域)だけを鳴らすっていう連携プレーができるっていう話。

まあ要はこの技術がなかったら10基ものBAドライバーが好き勝手に音を鳴らして音がぐっちゃんぐっちゃんになっちゃうよっていうこと。

この 4Wayクロスオーバー、まるで10人の専門奏者を整理してまとめ上げる 指揮者 みたいですよね。

お、『オーケストラ』やないですかっ!!

 

お勉強

BAドライバーという用語に触れたついでに、ちょっとだけ他のドライバーについても触れてみる。

といってもこのあたりの一般的な話はすでに有識者の方がわかりやすくまとめてくれているので、そのコンテンツをお借りすることにします。

オーディオ機器販売店のフジヤエービックさんがね、しっかり整理してくれている動画を見つけましたので引用。

オーディオ機器のドライバーの種類
フジヤエービックさんの動画】から抜粋

この中でイヤモニでよく使われているのは以下の3種類ですかね。

  • BAドライバー(バランスドアーマチュアドライバー/Balanced Armature Driver)
  • DD(ダイナミックドライバー/Dynamic Driver)
  • プラナー(平面磁界型ドライバー/Planar Magnetic Driver)

で、これら複数種類のドライバーを組み合わせたイヤモニもあって、それは ハイブリッド型 と呼ばれている。

ちなみに Orchestra II はBAドライバーのみで構成されていて、これは フルBA型 と呼ばれている。

さらに付け加えると、ハイブリット型や Orchestra II のように複数のドライバーを搭載しているイヤモニ(ドライバーの種類が1種類か複数種類かは不問)は マルチドライバー、通称 多ドラ と呼ばれたりもする。

 

LINSOULではハイブリッド型のIEMも販売していて、

例えば 4BA + 1DD のハイブリッド型 IEM『Linsoul ZiiGaat×Fresh Reviews Arete II』なんかがあるし、

 

1プラナー + 2BA + 2DD のハイブリッド型 IEM『Linsoul Punch Audio Martilo』なんかも販売している。

 

いろんなIEMがありますね!!

 

使ってみた感想

比較対象は必要だよね

これねえ、イヤホンのレビューとかよく書いている人(レビュアー)ってどうやってるんかなーって思うんですよ。

例えばよくある、低域がー、中域がー、高域がー、みたいにレビューするにしても、レビュー対象の製品だけで曲を聞いたとてなんとなく感覚的な、根拠のない超主観的な評価になっちゃうじゃないかって。

まあでもそれを言ってしまうと、音の聞こえ方なんて極端な話 人それぞれなわけだし、絶対音感の持ち主でない限りは正確な音の聞き分けなんてできないわけで、結局のところある程度感覚的な、主観的な評価になるのはしょうがないと思うんですよ。

事実として同じイヤホンであっても レビュアーによって言っていることが違う ことが多々ありますからね。

でもそれはある種、レビュアーの中には各音域の聞こえ方の基準があって、それはこれまで使ってきたイヤホンや聞いてきた曲、究極的なことを言うと育ってきた環境の中で作られてきたもので、だから当然その 基準がレビュアーによって違ってくる から起こりうる話だとも思っていて。

じゃあそもそも、そんな基準があるのかないのかわからない私みたいなイヤモニ初心者がどうやってレビューすんのかっていうと、それはもう何か基準というか、比較するものを用意するしかないですよね。

だから今回は私が愛用しているイヤホン、『AirPods Pro 2』、これを比較対象にしてみます!!

イヤモニ持ってないんだけど気になってはいる.. みたいな方の中には、日ごろ AirPods を愛用しているっていう方が案外いるんじゃないかなーと思っていて、比較対象としては十分ありですよね!!

 

実際に聞いてみた

で、これから Orchestra II と AirPods Pro 2 を聞き比べた話を書いていくにあたって、1つ前置きしておきたいことがあって。

「詳細」チャプターでいろいろ Orchestra II のスペックだとか、ドライバーの構成だとか書きましたけど、あれは後から調べた話で、聞き比べする時点では何にも知らないただの無知な人間でした。

要は何の予備知識もなくて何のバイアス(例えばBAドライバーは中~高域が得意だから中~高域がきれいに聞こえるはずだ!みたいな先入観)もない状態です。

 

それではここからが 初めてイヤモニを使ってみた人の体験談 です。

 

 

とりあえずですね、

いったい何の曲聞くの?

初心者はまずここから始まるわけですね。(初心者ポイント その⑥)

 

ちょうどそのころたんまたまXでこんな投稿見かけて。

 

YOASOBIの『夜に駆ける』(THE FIRST TAKE バージョン)

ちょっと今回のレビューで試しに聞いてみようかなって思って、すぐ買いましたね。

moraで。

ハイレゾ音源、1曲550円もするんですよ。

普段買わないからビックリしちゃった。

(後述しますけど、いろいろ曲聞くならサブスクの方が安価なのでこの買い物は失敗です)

 

とりあえず AirPods Pro 2 → Orchestra II の順で聞いてみて、変わり具合を感じてみたかった。

まずは AirPods Pro 2 で聞いてみる。

普段ですね、ほんとに雰囲気でしか聞いてなくって、だからいつも通り聞いてみるんですけど、

音イイね って。

普通に音いいんですよ、AirPods Pro 2 は。

 

続いて Orchestra II で聞いてみる。

あ、確かに音がいい。

雰囲気でしか聞いていない私でも AirPods Pro 2 と比べると確かに違いは感じられて、

なんか 曲や歌声がスッキリ聞こえてくる 気がする。

それが一番最初の感想。

 

でもね、正直に言うんですけど、めっちゃ正直に言うんですけど、

 

ええぇえ”え”ーーーーーマジ!?

こんな音すんの?完全に別次元の曲じゃん!!

今まで聞いてたのって何!?

 

みたいな、そんな体験を得られるんじゃないかってどこか期待していた自分がいたんですよ。

だけど初めて聞き比べてみた感想としては、そこまでの異次元のテンションにはならなかったというのが本音。

ちなみにみなさんはどう思ってますか?

イヤモニってマジで2度と普通のイヤホンが使えなくなるくらいすごいんじゃないの?みたいな、そんな期待感、持ってたりしません?(あ、でもこれはあながち間違っていないかも.. また後で言及します)

ここで私が言いたいことは、イヤモニ欲しいなーって思っている方は、行き過ぎた期待感 は少しだけセーブした方がいいかな、ってこと。

もちろんこのあたりも人による話ではあるから、これちょっと初めてイヤモニ使った別の人の感想も聞いてみたいんですけどね。

 

ただまあ音、やっぱりいいです。

Orchestra II で聞き続けているうちにあることに気付いた。

知らない音が鳴っている。

 

YOASOBIの夜に駆ける(THE FIRST TAKE バージョン)を聞いていると、AirPods Pro 2 だと、ピアノ、ズンズンといった重低音、シンセサイザー的な音だったり、電子音、たまに薄いシンバル みたいな音が聞こえて。

で、Orchestra II で聞くと、先ほどの音に加えて、手を叩くようなクラップ音、カスタネット?みたいなタンタン音?、木琴・鉄琴みたいなポロンポロン、シンバルの綺麗な響きと余韻、それ以外にもなんかね、色んな音が鳴ってんの。

こんな音あったっけ?って。

 

それでもう一度 AirPods Pro 2 で聞いてみると、Orchestra II で初めて気づいた音のうちのいくつかは、実は AirPods Pro 2 でも聞こえることに気付く。

だけどなんかこう、重低音の膜・霧みたいなものに覆われて、ぼやあって聞こえるような感じで。

何が言いたいかっていうと、どっちも似たような音はきっと鳴ってはいるんだけど、それが Orchestra II では

スッと耳に入ってくる ような、きれいに音を拾える ような、そんな感覚。

 

ちなみにこれは後日談なんですけど、驚いたことに最近は AirPods Pro 2 でも初見の曲でもいろいろ音が聞こえるようになっている自分がいて。

どういうことかっていうと、たぶんですね、耳がレベルアップしている。自然といろんな音を聞こうとするようになってきているというか、そんな感覚がある。

あ、イヤホンのレビュアーってそういうこと!?

やっぱりこれまでいろんなイヤホンで集中して曲を聞いてきていることで、耳がナチュラルに積極的に音を拾いにいくような作りになってるんかなって思いましたね。

すごいですなイヤホンレビュアーは。

 

でもこれ、裏を返すと恐ろしいこと だって気付きません?

だってですよ、これまでは AirPods Pro で音質いいなーって満足していたのがですよ、さらにいい音を知ってしまって、聞き続けるうちにしまいには 音を聞き分けられる ようになって、さらに音にこだわりたくなって自分の理想のイヤホンを探し続ける、みたいな。

沼ですやん!!

 

今私は『オーディオ沼』という言葉の心理に到達したのかもしれない..

 

まあそれはどうでもいいのでちょっと話を戻すと、

Orchestra II は音をきれいに拾えることがわかったわけですけども、他にもいろんな曲を聞いていると、なんとなく合う合わないみたいな曲の傾向が見えてきて。

正確に言うと、Orchestra II には特徴があって、それを活かせる曲、活かせない曲があることに気づく。

ここでは難しい表現は使わずに簡単にいうと、Orchestra II はボーカルの声がはっきり聞こえるってことと、高音(歌声も楽器の音なども含めて)が美しいってこと。もちろん AirPods Pro 2 と比べて。

で、例えば「夜に駆ける」でも 通常バージョン と THE FIRST TAKE バージョンで曲の感じが違うじゃないですか?

通常バージョンだと重低音も強めでガンガン勢いで演奏していくような感じだし(曲のテンポも速いですし)、THE FIRST TAKE バージョンだとボーカルの歌声を重視してそれをお膳立てするかのように楽器の演奏が加わっている感じで、さらに使用する楽器も豊富というか。例えばTHE FIRST TAKE バージョンで聞こえる木琴・鉄琴ぽいポロンポロンの音は通常バージョンではない気がするんですよ。

そしてこの2つを Orchestra II で聞き比べたときに、明らかに THE FIRST TAKE バージョンの方が聞きごたえがある。

逆に AirPods Pro 2 だと重低音が Orchestra II よりもけっこう強いので、通常バージョンのような勢いのある曲だと重低音にブーストがかかってさらにズンズンノリノリで聞けるから、そんなズンズン好きな人にとっては Orchestra II はちょっと物足りなく感じるかも。

ただそうはいってもやっぱりボーカルの声と高音はきれいだから、たとえノリや勢いが強い曲であっても、歌声や音の豊富さみたいなものを楽しみたいって人は Orchestra II の方がいい。この辺りはもう好みの話ですね。

 

まとめると Orchestra II は、

・重低音にあまり頼らない曲
・ボーカルの歌声(特に女性の高音)を楽しむ曲
・多くの楽器が使われている曲

がとっても相性がいいと感じた。

 

だから、ほんの一例だけど、

・YOASOBI の「夜に駆ける」(THE FIRST TAKE バージョン)のように重低音重視ではなくかつ楽器が多く使われている曲
・ReoNa の「虹の彼方に」(THE FIRST TAKE バージョン)のようにボーカルの歌声メインの曲(あ、SAOの曲です)
・Mrs. GREEN APPLE の「ケセラセラ」のように男性であっても高めの曲

とかは聞きごたえがある。

まあどの曲もきれいなんですけどね。より聞きごたえがあるって話です。

 

たぶんここまでの話でなんとなく伝わったと思うんですけど、

この Orchestra II 、

THE FIRST TAKE とめっちゃ相性いい!!

 

音声重視、ボーカルの息使いを感じるナチュラルなレコーディング、静寂と残響、控えめな重低音がコンセプト(たぶん)のTHF FIRST TAKEの曲と相性いいです。

つまり、そういった曲が好きな方にはめっちゃ刺さると思いますこの『Linsoul Kiwi Ears Orchestra II』は!

 

そんな感じです。

 

着け心地

初めてこのイヤモニ見た時に思ったんですよ

でかいな

って。

 

ただ、全長だけで見ると別に AirPods Pro 2 のサイズ感とはそんなに変わらない感じではあるんだけど、体積が大きいからでかく見えちゃう。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra IIとAirPods Pro 2の大きさ比較
長さはあんまり変わりないですね

 

もちろん体積が大きいだけに重さは Orchestra II の方が重い。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra IIの片耳の重さ
Orchestra II の重さ:10.8g(片耳)
AirPods Pro 2の片耳の重さ
AirPods Pro 2 の重さ:5.3g(片耳)

 

おお、ほぼ2倍近くある。

だけど実際に付けてみると重いなあみたいな感覚は全然なくって、むしろ装着感がすごくいいんですよ。

耳にぴったりフィットする感じ。

ケーブルの形がちょうど耳の後ろにイイ感じにひっかけられる形状になっているから、たぶんそのおかげで見た目ほどの重さは感じないんだと思う。

6時間ほどぶっ続けでモンハンワイルズやったんだけど、耳のしんどさは全然なかった。

ていうかこの記事書きながらも着けているんだけど、全然いやじゃない。

むしろ着けていたくなるまであるかもしれない。

なんでかって、遮音性が高い んですよ。

それこそ AirPods Pro 2 のノイズキャンセリング同等かそれ以上かみたいな。

集中できます。

外さないと人が呼んでいる声が聞こえない。物理的に遮音されてるのスゴイ。

さすがシェル内に音響減衰レジンが充填されているだけありますね!!

 

絶対役に立つ余談

あの..

ちょっとさすがに書き疲れてきちゃった..

え、まさかこんなクソ長い記事、ここまで読み進めてきてくれたんですか!?

たぶんあなたが最初の1人目です、とてもうれしいありがとう(´;ω;` )ウッ…

 

ここからは補足みたいな話を適当に書いていくから興味があれば見ていってください。

(ここからもさらに価値ありますよ!! (`・ω・´)キリッ)

 

オーディオ機器は『育てる』ものらしい

こんな話を目にしました。

 

オーディオ機器は『育てる』ものらしい

 

… え?

 

だそうですよ。

 

どんな曲流そうかなぁ~みたいな感じでYouTubeで捜していたら偶然目にして。

『エージング音』

 

どうやらイヤホンって使い始めと、ある程度使った後では音が違ってくるらしくって、このイヤホンを鳴らす行為のことを『エージング』、そのときに使用する音を『エージング音』と呼ばれていたりする。

なんとあの オーディオテクニカ さんのHPでも言及されていたから引用しますね。

オーディオ機器の「エージング」と音質変化の関係性をプロが解説

スピーカーでもアンプでもプレーヤー類でも、新しいオーディオ機器を購入したら、最初の一音でその製品を判断してはいけません。そのコンポーネントは、鳴らし始めよりも1時間後、1週間後、1カ月後と音質がどんどん変わっていくからです。

この現象を、「エージング」といいます。直訳すれば「老化」ですが、時間をかけてバリを取り、摺り合わせていく作業です。

一体なぜこういうことが起こるのか。スピーカーを例に取るなら、スピーカーユニットは振動することで音波を発します。作られてすぐのスピーカーユニットは、未だ振動系が動きにくく、時間をかけて鳴らし込んでいくうちにどんどん動きやすくなり、本来の性能に近づいていくのです。

 

オーディオマニアの中には、これと見込んで買ったコンポーネントでも、自宅へ搬入されて音を出した瞬間「あぁ、これは失敗だ」と早速手放される、という人がおいでです。個人的には、せめてエージングが終わるまで、できたらご自分が「腑に落ちる」瞬間が訪れるまで、新しい相棒と付き合ってみるのもいいんじゃないかと思うのですが、まぁこれは人それぞれですかね。

私たち人間だって、スポーツの前には準備運動・柔軟体操を行ったりしないと、思わぬ肉離れなどに襲われがちです。オーディオ機器も、少し長い目で “育てて” いってあげて下さいね。

Always Listening by Audio-Techni...
オーディオ機器の「エージング」と音質変化の関係性をプロが解説 - Always Listening by Audio-Technica(... エージングとは、機器が使用を重ねることで音質が変わる現象を指します。時間が経過するにつれてオーディオには一体どのような変化が起きているのか、オーディオライターの...

 

なかなか興味深いですね。

「長い目でみて育てる」、そう考えると愛着も沸きそう。

私も今回軽くやってみたりしました。

こんなやつとか、各音域やボーカルを集中的に育てるような動画もあります。

 

正直聞こえ方の変化を確認していないのでなんともいえないんですが(比較してみればよかった..)、この動画のコメント欄では「変わった!」みたいな声もあったので参考まで。

 

イヤーピースで聞こえ方が変わる

あの、イヤーピースって完全に装着感を気にして換えるものだと思ってたんですよ。

これはあんまり私の耳にフィットしないからこっちにするかみたいな。

でも、イヤーピースで音の聞こえ方が変わるんですよビックリ。

今回の Orchestra II だと 4種類のイヤーピースが付いてくるんですけど、最初、フェイスプレートがちょっと暖色よりだからイヤーピースもそれに合わせて黄色のやつにしたろっ!!って選んだんですね。

で、その後に、あーやっぱり白がいっか、と思って透明のイヤーピースに変えたんですけど、なんかボーカルの声の聞こえ方が変わって。

具体的に言うと、さっきまでクリアに聞こえていた声が、急になんかクリアさが薄れたような、ほんのちょっと低音気味に聞こえるようになったような感じがして、あれ?ってなって。

もう一回黄色のイヤーピースに戻すと、これこれ!この音よ!みたいな。

で、ちょっと調べたんですけど、どうやらイヤピースの 高さ穴の大きさ によって聞こえ方が変わるということがわかって。

Orchestra II に付いてきたイヤーピースを見てみるんですけど、白・赤のイヤーピースは穴が狭くて、黒・黄色は穴が広い。高さに関しては黒が低くて、その他は高いってな感じで、イヤーピースによってサイズ感が違うんですよ。

Linsoul Kiwi Ears Orchestra IIのイヤーピースのサイズ比較
イヤーピースの穴の大きさ、ちょっと違うのわかります?

 

物理法則的に、

・穴が狭い = 高域が減衰して低域が相対的に増える

・穴が広い = 高域が抜け、解像度が上がる

らしい。

 

高域のきれいさが好きだったからきっと黄色のイヤーピースがいい!って本能的に思ったのかもしれない。

私は黄色のイヤーピースを使います。

 

イイ音源で聞きたいですよね!(Amazon Music HD)

いいイヤホンではいい曲を聞くべき。

ここでいう「いい」曲とは、「データ量が多い」という意味。

「データ量が多い」というのはどういうことか、この表を見てほしい。

(一応いろいろ調べて書いてみたんだけど間違ってたらごめんなさい(いや合ってるよきっと!!))

項目YouTubeCD音源ハイレゾ音源
形式非可逆圧縮(Opus / AAC)非圧縮PCM非圧縮 / 可逆圧縮(FLAC等)
ビットレート約128〜256 kbps
(可変)
1,411 kbps
(16bit × 44.1kHz × 2ch)
約2,300〜9,200 kbps
(条件により変動)
サンプリング周波数44.1 / 48 kHz44.1 kHz88.2 / 96 / 192 kHz
ビット深度(圧縮後のため定義不可)16 bit24 bit(主流)
言葉の定義
  • 形式

    非可逆圧縮 (YouTube):
     人の耳に聞こえにくい成分を削除してデータ量を極限まで減らす。一度消したデータは元に戻せない。

    非圧縮 (CD):
     録音されたデータをそのまま記録する。

    可逆圧縮 (ハイレゾ等):
     zipファイルのように、データを100%元通りに復元できる状態で効率よく保存する。
     
  • ビットレート

    1秒あたりの情報量

    例)CD音源の 1,411 kbps は、16bit(深度) × 44.1kHz(周波数) × 2ch(ステレオ) から導かれる固定値
     
  • サンプリング周波数

    音が1秒間に何回サンプリング(標本化)されているかを示す

    CD (44.1 kHz):
     理論上、人間が聞こえる限界の20kHz強までの音を記録できる

    ハイレゾ (96kHz〜):
     超音波に近い領域まで記録でき、音の質感に影響すると考えられている

     
  • ビット深度

    CD (16 bit):
     65,536段階で音の大きさを表現する

    ハイレゾ (24 bit):
     約1,677万段階で表現する
    ダイナミックレンジ(最も静かな音と最も大きな音の差)に余裕があるため、微小音から大音量までを滑らかに扱える
     

 

注目すべきはビットレートで、YouTubeよりもCD・ハイレゾの音源の方が

数倍~数十倍の情報量を持っている ことがわかる。

情報量の多い音源ほど、音の細部まで表現できる余地が大きいっていう話。

 

だから、

せっかくいいイヤホンを使うんだったらよりいい音質の曲で聞きたいですよね!!

 

でもですね、いい音源って買うと高いんですよね。

『使ってみた感想』のチャプターでも書いたんですけど。

ハイレゾ音源 1曲 550円かぁ..

でも、

Amazon Music Unlimited のサブスクなら

月額1,080円(Amazonプライム会員は月額980円)

moraで2曲買ったら元が取れちゃう!!

しかもハイレゾ音源もたくさんあるし、いろんな曲を聞きたいならやはりサブスクですね!

Audibleも月1冊聞けるらしい。(せっかく契約したから使わないと!)

ちなみに初月無料。

 

以下のスクショのように『ULTRA HD』だと ハイレゾ、『HD』だとCD音源です。

Amazon Music Unlimitedの音楽再生中のスクリーンショット
Amazon Music Unlimted 夜に駆ける – From THE FIRST TAKE

 

なんか『HD』とか『ULTRA HD』じゃなくて『標準』で再生されるんだけど..

そういうときは、プロフィールアイコン – 「オーディオ品質」から以下のように設定を見直せばOK!!

Amazon Music UnlimitedのHD/ULTRA HDの設定変更画面

 

2度と普通のイヤホンが使えなくなる?

『使ってみた感想』のところで「行き過ぎた期待感は少しだけセーブした方がいい」みたいなことを書いたんですけど、不思議なもので、使い続けているとなんかついつい音楽聞きたくなってくるんですよ。

この Orchestra II は。

ふと AirPods Pro 2 で音楽を聞くと、あ、やっぱり Orchestra II で聞きたい、みたいな。

なんかこう徐々に脳が Orchestra II 使いたいみたいな浸食されていっているような気持ち?

ガジェットとかの中には、あっても別に使わない、みたいなものってあったりするじゃないですか?

まあちょっといい具体例が思いつかないんですけども。

でもこれは、あると使いたくなっちゃう系。

 

ケーブル付いているんですよ?

ちょっと邪魔になっちゃうこともあるんですよ?

ワイヤレスの方が便利なんですよ?

 

だけど、なんか使いたくなっちゃう。

PCゲームやるときはもうずっとイヤモニ使い続けると思う。

だからある意味、

「2度と普通のイヤホンが使えなくなる」

という表現は間違っていないのかもしれない。

 

モニターのイヤホンジャックに挿すのだけはやめて

ちなみにイヤモニを使う環境って大事で。

要はプラグをどこに挿します?って話。

 

私はオーディオインターフェース買いました。

TOPPING Professional E1X2 OTG 1in / 2out オーディオインターフェース
TOPPING Professional E1X2 OTG

 

本当は専用DACとかの方がいいとは思うんですけど、まあ将来的にマイクも接続して使いたいなーとか思ったのでこれにした。

TOPPING Professional E1X2 OTG は最大で 192kHz / 24bit のデータを扱える仕様になってるから、ハイレゾ音源を再生できるスペックはあるよねってことで再生環境としては十分かなと思って。

 

ちなみに私のPC(マザボ:ROG MAXIMUS Z790 FORMULA)では、Line Out もハイレゾ出力できるから直接つなげてもいい音は聞けるし、別にオーディオインターフェースは買わなくても良かったんですけど、TOPPINGに挿したときの方が気持ちきれいな気がするかも。

PCの構造上ノイズが乗ってしまうみたいなのはよく聞く話。

このあたりはまた TOPPING Professional E1X2 OTG のレビュー記事でも作るときに検証してみようかなって思ってる。

 

ただ1つだけ言いたいことがあって、モニターのイヤホンジャックに接続するのだけはやめたほうがいい。(敢えて言わなくても周知の話だったりします?)

ノイズも乗るし、出力される音もチープな音になる印象を受けた。

これもモニターによるのかもしれないですけどね。

一応の補足情報でした。

 

最後に(オーディオ界隈用語を使ってみる)

疲れたって言っておきながらまたながながと書いちゃった..

でもこれで本当に最後。

ここまで書いてきたんだったら最後ちょっとくらいオーディオ界隈でよく使われる表現にも触れてみようと思って。

 

まず音の傾向について。

傾向っていうのは、音楽信号(電気信号)をオーディオ機器に通したときの

『音の出方のクセ』みたいなこと。

例えば、PC →(音楽信号)→ イヤモニ → (音)→ 耳、といった流れの時に、イヤモニからはどの周波数帯が強く、どの帯域が控えめに再生されるか、そういった違いを表している。

主要な傾向として3つあって、

音の傾向
  • フラット
     
    入力された音楽信号に対して、低音・中音・高音がほぼ同じバランスで出力される音
     
  • ドンシャリ
     
    入力された音楽信号に対して、低域と高域が強調されて、中域が相対的に引っ込む傾向がある音
     
  • かまぼこ

    入力された音楽信号に対して、低域と高域が控えめで、中域が前に出てくる傾向がある音
     

すみませんオーディオテクニカさん、画像引用させて!!

オーディオテクニカのサイト】から引用

例えば低域と高域がちょっと目立ってて、それでいてボーカルが少し後ろの方で聞こえるみたいなときに(このグラフでいうところの赤線の体感のときに)、

『ドンシャリ』なイヤホンですね。

みたいな、そんな使い方をする感じですね。(わかる、わかるぞ、意味がわかる!)

 

で、それ以外にもいろいろ表現があって。(オーディオテクニカさんお願いします!)

音の表現
  • 分解能力・明瞭さ
    音源ソースはさまざまな音の重なりでできています。楽器の音やヴォーカルの声などをそれぞれ聞き分けられるかを表す言いかたとして用いられます。今まで1つに重なっていた音が分離されて聞こえたり、聞こえなかった音が聞こえたりする場合に「分解能力が高い」「明瞭に聞こえる」と表現します。
    音楽制作時に使用されるモニターヘッドホンには、その性格上、いくつもの音を聞き分けられるように分解能力の高いものが多くあります。ただし、モニターヘッドホンのように分解能力が高いヘッドホンは音が明確に聞こえすぎるため、聞き疲れしやすくなる傾向があります。音楽鑑賞には、ひとつひとつの音は聞こえつつ聞き疲れないチューニングのヘッドホンがよいとされています。
     
  • 音の立ち上がり
    音の出始めから音が鳴るまでのタイミングのことで、立ち上がりのよいヘッドホンはスピード感を感じることができます。ドライバーユニットの素材や機構などによって変わってきます。
     
  • 音の締まり
    低音の表現によく使われる、音の制動感を表す言葉。ヘッドホンはダイアフラム(振動板)を動かすことで音を出しますが、動いた振動板が元に戻るときに、反動で反対方向に動く場合があります。その動きが音に影響をおよぼし、いわゆる「ブワついた音」になります。制振性能の高い材質やハウジングの素材などによって改善されます。また、ヘッドホンアンプを用いることで改善されます。
     
  • 音のこもり・ささり
    高音域などの明瞭さがなく、ベールがかかったように感じる場合「音がこもる」といった表現がされます。
    その反対の表現として、高音域が鋭くハッキリしすぎる場合は「音がささる」と言われます。鋭い音は長時間聞いていると聞き疲れてしてきますので高音域をソフトにチューニングしてある場合もあります。
     
  • 音場(おんじょう)
    音の空間性を表す言葉で、音が鳴っている場所の広さを意味します。ヘッドホンでは音の広がり具合や空間性(音に包まれた感じなど)を表し、一般的にオープンエアー型は広く、密閉型は狭く感じます。またインナーイヤーよりも耳栓型の方が狭く感じることが多いと言われています。音の響きかたにも関係があり、残響時間が長いと広がりを感じ、一方短いとスピーディに感じられます。
     
  • 音の定位
    どの音がどこで鳴っているのかを表す言葉です。音が鳴る方向が右なのか左なのか、前方から聞こえるのか頭上から聞こえるのか、などが音の定位を示していることになります。定位がよいヘッドホンは音場(広さ)さらに明確となりライブ会場や録音スタジオなどと同じにように聞こえることがあります。
     
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分解能力・明瞭さ

わかる。俗に言う「分離感」っていうやつですよね!

Orchestra II もこの分離感は感じていて。

THE FIRST TAKEの夜に駆けるを聞いたときのあの いろんな音が聞こえる やつ。

楽器一つ一つの音が混ざらず独立して聞こえる。

そんな Orchestra II は「分離感が良い」と言えるわけですね。

 

音の立ち上がり

わからん。

表現の意味がわからん。

なんやスピード感て..

もうちょっと勉強します。

 

音の締まり

うん、これは引用している文章だといまいち理解できないんですけど、どうやら「音の締まりが良くない」というのは、低音がボワボワと膨らんで他の音を邪魔する状態を指すとのこと。

そういう話であれば、(前にも言った気がするんだけど)Orchestra II は AirPods Pro 2 のように重低音が他の音を邪魔するようなことがないから、

Orchestra II は「音の締まりが良い」と言えるわけですね。

ちなみにこれを「タイトな音」と表現することもある。

 

音のこもり・ささり

わかる!

今回 AirPods Pro 2 と比べてみてまさにこれを実感した。

AirPods Pro 2 は音がこもっている。(正確に言うと重低音が高域の音をこもらせている印象)

対して Orchestra II はとってもクリア。

だけど高域がハッキリしすぎて鋭いみたいなことはない。

そんな Orchestra II は「高域はこもらず明瞭で、音がささることはなく聞き疲れしない」と言えるわけですね。

 

音場(おんじょう)

おん.. じょう..

「おんば」だと思てました。きっと私だけじゃないと思う..

表現としてはわかる、音の空間が広く感じるのか狭く感じるのか。

だけどこれはどうだろうなぁ..

後でも登場するんだけど、音場の広さをチェックするのにいい曲があって、それが Yosi Horikawaさんの「Bubbles」。

いろんな種類(大きさ・重さが違う)のボールが上から落ちてくる曲。

これを聞いていると部屋みたいな空間がイメージできて、耳の近くにボールが落ちてきたり、耳の外の方で落ちているような音が聞こえてくる。

だけどこれが果たして「広い」のか「狭い」のか、基準がないから判断が難しい。

AirPods Pro 2 と比べると「広い」気はするんだけど、いやどうだろうなあ、AirPods Pro 2 もなんか広い感じがするんだけど音が Orchestra II よりは明瞭ではないから、それもあって広さがきっちり掴めない感覚もある。

分離感や音の明瞭といった表現ほどハッキリこうだ!とは言いにくい表現な気がする。

これはもっと他のイヤホンを聞いて基準を掴まないと語れない気がするなあ。

 

音の定位

これはわかるよ!

音が鳴っている方向。

さっきも登場した Yosi Horikawaさんの「Bubbles

これは音の定位をチェックするにはとてもいいと思う。

さっきも少し言ったんだけど AirPods Pro 2 だと(比較的)音が濁っているようなこもっているような感覚で聞こえて。

だけど Orchestra II はすごいの。

左の方、右の方、あっちの方やこっちの方で ピンコロポンコロカランコロン言ってる。

ボールが落ちてそれがどっちの方向に転がっていくのか、みたいなことも掴めたりするんですよね。

Orchestra II は「音の定位が良い(音の焦点がピタッと合っている)」と言えるわけですね。

※ちなみにこの人の記事で「Bubbles」を知ったんですけど、聞こえ方をチェックする方法などが具体的に書かれていて面白かったです。

note(ノート)
ヘッドホン・イヤホン試聴用オススメ楽曲6選とチェックリスト|みちっと 新しいヘッドホンやイヤホンを選ぶとき、何を基準に「良い音」だと判断しますか?スペックやレビューも大切ですが、最終的には自分の耳で聴いてみることが一番です。しかし...

 

はい、ということで、当初はまったく意味がわからなかった難解なオーディオ界隈でよく聞く音の表現。

ここまで読んでいただいた方にはなんとなく伝わったかなーと思うんですけど、難しい表現でも一つ一つ噛み砕いて、自分の言葉で理解するようにすれば

音の表現は使いこなせる

そう私は感じました。

 

他にもまだまだ音の表現がたくさんあってもう疲れたからこの下に適当に書いておくんだけど、しっかり歩み寄ればおのずと理解できるようになるんだと思いましたにょ!!

みなさんもオーディオ沼にハマりませんかっ!!

 

音の表現
  • 1. 音の広がり・位置(空間表現)
     
    音場(おんじょう)や定位に関する表現
     
    • 音場(おんじょう)が広い / 狭い
      音が鳴っている空間の広さ。広いとコンサートホール、狭いとライブハウスのような感覚。
       
    • 定位が良い
      「どの楽器がどこで鳴っているか」という配置がハッキリ分かること。
       
    • 分離感が良い
      楽器一つ一つの音が混ざらずに、独立して聞こえること。
       
    • 抜けが良い
      音がこもらず、スッと消えていくような開放感があること。(特に高域の表現で使われる)
       
  • 2. 音の質感(感触表現)
     
    耳に触れる音の「手触り」に関する表現
     
    • 解像度が高い
      音が細部までクッキリ見えること。情報量が多い。
       
    • 粒立ちが良い
      音が一つ一つ粒のように独立して、キラキラと聞こえること。
       
    • ウォーム / 暖色系
      柔らかく温かみのある音。聴き疲れしにくい。
       
    • クール / 寒色系
      鋭く、冷たい印象の音。分析的でパキッとしている。
       
    • エッジが立っている
      音の輪郭が鋭く、ハッキリしている。(エッジが立ちすぎると、鋭く感じて「刺さる」と表現されることもある)
       
  • 3. 音域別の具体的な表現
     
    「低・中・高」それぞれの帯域でよく使われる言葉
     
    • 高音域
      • 刺さる:高音が鋭すぎて、耳にツンとくる(ネガティブな意味で使われやすい)。
      • きらびやか:明るく、華やかに響く高音。
      • 伸びが良い:高音がどこまでも澄んで響いていく様子。
         
    • 中音域(ボーカル)
      • ボーカルが近い:歌手が目の前で歌っているような臨場感。
      • 艶(つや)がある:声にしっとりとした色気や潤いがある。
      • 埋もれる:低音や高音に負けて、声が聞き取りにくい状態。
         
    • 低音域
      • アタック感:ドラムなどが打ち込まれる瞬間の衝撃・勢い。
      • キレが良い:低音がダラダラ伸びず、ピタッと止まる。スピード感がある。
      • 沈み込みが深い:地響きのような、かなり低い帯域までしっかり鳴っている。
      • タイト:引き締まった、膨らみすぎない低音。
         
  • 4. 全体の雰囲気
     
    • リスニング寄り
      音楽を楽しく聴かせるための味付け(ドンシャリなど)がある。
       
    • モニター寄り
      音を分析するため、脚色のないフラットで忠実な音。
       
    • 刺さり
      高音が耳に痛いこと。
       
    • 聴き疲れ
      長時間聴いていると、音が強すぎて耳が疲れてしまうこと。
        

 

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